減歩
土地区画整理事業で道路を拡幅し、公園整備をすることによって、良好な街並が造られます。
こうした道路や公園の整備改善のためには新しい用地が必要となり、この新しい用地を生み出す
ための手法。
土地区画整理を行なう区域内の各土地の所有者から、一定の割合で土地を供出してもらい(減歩)、
この供出された土地が道路用地や公園用地となります。
各土地の面積は削減されますが、良好な街並が造られたことによって土地の価値は増加することに
なりますので、減歩を行ったことで逆に価値が上昇することになります。
具体的には・・・
※区画整理前
100坪→1000万(坪単価10万)
※区画整理後
80坪→1000万(坪単価12.5万)
20坪分が減歩となります。
2006.12.29:[不動産に関する用語集]